【斜面を有効活用】ナチュラルなかわいさ！ロックガーデンの作り方♡

ロックガーデンとは植物と岩・石を組み合わせて作ったガーデンスタイルの1つです。斜面を利用することが多いので、お庭に斜面がもともとあったり、ない場合は作り出したりしてレイアウトしていきます。

大胆さと繊細さが融合しているような見た目なのですこしハードルが高いように思えますが、未経験の方でも手順を踏めばチャレンジしやすいので安心してください。

日本特有の植物と岩を組み合わせれば日本庭園にピッタリの和風なテイストになり、カラフルな小花とレンガ色のような岩を組み合わせればヨーロッパの家にありそうな洋風なお庭になります。

選ぶアイテム、組み合わせるアイテムによって大きく印象が変わるのもロックガーデンの特徴です。

まずは土を用意しましょう。ロックガーデンはもともと水はけの良い土壌に吸水性のある岩をプラスして作るものです。市販の培養土を使えば簡単にベースを整えることができますよ。

次はロックガーデンのメインともいえる岩や石を積み上げていきましょう。多少すきまがあってもかまいません。無骨に並べたり、縦に積み上げてみてください。

最初からおしゃれにやろうと気負わなくて良いです。どんな植物を植えようかなとイメージしながら楽しんでやってみることが大切です。

最後に植物を選んでください。斜面がある場合は、頂上に植える植物と低い位置に植える植物は特性を踏まえて選びましょう。

頂上のほうが水はけがよく、低い位置になるにつれて水のたまりが良くなるからです。岩と岩のすき間にお花をいれたり、メインに大きな植物を植えたり、1つの山を作るように配置を考えてみるのがポイントです。

1つ目はサボテンです。ロックガーデンはもともと乾燥地帯を好む植物との相性がよいです。またサボテンは少量の水分でOKなので手間もかからず育てやすいのも魅力的です。

ごつごつした見た目の岩と組み合わせたらメキシコのような雰囲気にもなります。カラフルな小花とあわせて植えてみましょう。

イベリスは小さな花弁をつける白くて華奢な印象のお花です。かわいらしい雰囲気になるので、野山の岩木の間に咲いているかれんなテイストにまとめることができます。

イベリスは宿根という性質で種から咲くお花ではないので、一度植えたら毎年開花を楽しむことができます。

和風なお庭にしたいならスミレがおすすめです。日本でも有名なむらさきのお花です。自然 体な雰囲気が強いので素朴な野草や小さな花弁をつけるお花とよくあいます。

濃いグレーの岩や、大き目サイズの石を敷き詰めてレイアウトしましょう。水はけの土を好むので頂上ではなくどちらかというと低い位置や、平坦な場所に植えてあげれば育ちやすくなります。

1つ目はテーブルとチェアです。できればアウトドアでつかえるようなデザインのものを選びましょう。

テラスや庭に配置すればちょっとしたティーパーティーを楽しんだり、ガーデニングの際の休憩スポットとして活躍します。耐水性や耐久性に強いものを選ぶようにして日焼けで変色しないように気をつけましょう。

テーブルやチェアがある場合、パラソルもかかせません。日よけになるだけではなく場の雰囲気を一気に華やかにしてくれるアイテムです。

大きな傘のついているもので、開閉のしやすさや女性でも持てる重さ、ＵＶカット機能がついているタイプを探すと良いです。

ガーデニング用は海で使うようなカラフルなものではなく、自然界に馴染みやすいグリーンやブラウンのナチュラルなカラーがおすすめです。

ロックガーデンには収納庫も必要です。ガーデニングはたくさんのアイテムを使います。一緒のところにしまっておけると便利なので取り出しやすく大容量のものを選びましょう。

大切なのは通気性やキャスターの有無です。移動させやすく、中身を長く保存しておけそうな収納庫がベストです。

最後はガーデンポストです。郵便物を受け取るポストは、デザイン性が高いものも多いのでロックガーデンのテイストにあったおしゃれなものを揃えましょう。

和風のロックガーデンなら重厚感のあるデザイン、洋風のロックガーデンならアンティーク調のものがよく合います。