家電に積もる埃をどうにかしたい！おすすめ埃対策方法

私たちが頭を悩ませている埃は、大半が布の繊維からできています。私たちが身に着けている衣類や、室内にある布製品が擦れることで細かい繊維が床に落ち、それぞれが合体することで埃となります。

繊維の他に、床に落ちている砂や土、食物、花粉、ダニなどが絡み合っていることもあります。埃は静電気に寄せ付けられる性質があるため、静電気を帯びやすい家電は室内の埃を寄せ集めてしまうのです。

家電に積もった埃は、まず市販のハンディモップなどでしっかり吸着し、取り除きましょう。

はたきなどで掃ってしまうと、積もった埃が空気中に散るため一時的にきれいになりますが、再度家電の静電気に寄せ付けられてしまいます。

ハンディモップで取り除けない埃は、エタノールで拭きとりましょう。

水拭きをすると、家電の表面に残った水分に埃がついてしまい、拭いた跡が残りやすくなってしまいます。エタノールは水に比べて揮発性が高く、すぐに乾くため、拭いた跡が残りにくいのが特徴です。

家電の溝やリモコンなどの細かい場所は、綿棒にエタノールを染み込ませたもので拭きとりましょう。

水拭きしてしまうと、細かい隙間から水が入り込むことで故障に繋がる可能性がありますが、エタノールは前述の通りすぐに乾くため、そのような心配がありません。

柔軟剤には、静電気を抑える効果のある界面活性剤が含まれています。洗面器に水を張り、柔軟剤を4、5滴混ぜたものに雑巾を浸し、それで家電を拭くと静電気の発生が抑えられます。

その際、水による故障を避けるため、雑巾を十分に絞るようにしてください。柔軟剤の匂いが気になる人は、市販の静電気防止スプレーを雑巾に染み込ませたもので家電を拭く方法もあります。

空気中に埃が多く舞っていると、その分家電に寄せ付けられる埃が多いということになります。埃除去に特化した空気清浄機も販売されていますので、導入してみるのも良いのではないでしょうか。

ただし、埃は日々私たちの衣類から生み出されていますので、空気清浄機を導入しただけで完全に埃を取り除くことは難しいのが現状です。空気清浄機で空気中に舞っている埃を取り除きつつ、定期的に床や家具、家電の上に落ちたほこりを取り除くことが必要になります。

家電の周りに配線がごちゃごちゃしていると、空気が流れない分ほこりが溜まりやすくなってしまいます。

また、掃除もしづらく、埃を完全に取り除くのが難しくなってしまいます。配線をまとめるコードやカバーなどを上手に利用し、できるだけ配線をひとつにまとめておくことで、埃を溜まりにくくすることができます。

いかがでしたでしょうか？家電は埃が溜まりやすいうえに、埃が目立ちやすい素材のものが多くあります。

対策法を上手に取り入れることで、埃に悩まされない、きれいなお部屋づくりを目指してみてください。