リビングからの眺めも最高!かっこいいドライガーデンをつくろう
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「庭をおしゃれにしたいけど、すぐ枯らしちゃうし、お手入れも自信がない」という方におすすめなのが『ドライガーデン』です。リビングからかっこいい庭が眺めれたら素敵だと思いませんか?この記事では、異国情緒ただよう雰囲気がおしゃれなうえに、お手入れも楽なドライガーデンの魅力や、作り方についてご紹介します。
目次
ドライガーデンとは
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ドライガーデンとは、その名の通り乾燥につよい多肉植物や、ヤシ科の植物を中心に、大小の石を組み合わせて作る庭です。乾燥に強いので、水やりの手間もかからず、お手入れが楽なのも魅力です。
「人と被りたくない」「個性のあるものが好き」「手入れは楽なほうがいい」そんな方におすすめのガーデンスタイルです。
ドライガーデンのベースをつくろう
手入れが楽なドライガーデンですが、そのためには適した土づくりや、ドライガーデンに向いている植物の選定などを正しくすることが大事です。まずはドライガーデンで最も大事な、適した環境や土づくりのポイントなどを見ていきましょう。
植える場所を決める
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ドライガーデンに向いているとされる植物は、日当たりの良い場所を好むものが多いので、まずは日当たりのいい場所を探しましょう。半日陰になる場所でも大丈夫ですが、品種によっては葉色が悪くなることがあります。逆に真夏の強い日差しで日焼けを起こす品種もあります。環境にあった品種を選ぶようにしましょう。
また暑さには強いですが、寒さには弱いので、できるだけ0℃以下にならない環境が理想です。品種によっては寒さに強いものもあるので、寒い地域ではそのような品種を選ぶといいですね。
土づくりと雑草対策
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ドライガーデンで最も大事なのが土づくりです。土づくりをしっかりすることで、より手入れが楽になり元気に育ちます。ポイントはズバリ「水はけをよくする」ことです。乾燥に強い植物は、ジメジメした場所が苦手です。ドライガーデンを作る場所の水はけが悪い場合は、土壌改良しましょう。その場合には、赤玉土7:腐葉土2:軽石1でブレンドした土を使います。
さらに、雨が降った後など水が溜まり安い場合は、土をもって高くしておきましょう。また、雑草対策して、防草ネットを敷いておくといいですよ。
水やりと肥料
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乾燥に強い植物は、地植えの場合、植え付けの時の水やり以外、基本的には水やり不要です。何日も雨が降らない時だけ水やりしますが、やりすぎると根腐れをおこすので注意しましょう。
肥料も基本的には不要です。与える場合でも、年に1回化学肥料を与えるくらいで大丈夫です。やりすぎは要注意です。
ドライガーデンをセンス良くつくるポイント
ドライガーデンを作る場所の選定・土づくりが終わったら、いよいよ形作っていきます。センス良く作るポイント=生育にもいい環境となりますので、ここもしっかりポイントをおさえておきましょう。
遠近感をだす
背の高いものは奥に、背の低いものは手前に配置します。そのときに『三角形』を意識しましょう。
配置した植物を結ぶ線が、三角形になるように配置すると、バランスがとりやすいです。
高低差をつくる
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奥行きの取れるスペースの場合、奥に向かって高くなるように傾斜をつけます。
乾燥に強い品種を高い位置へ、湿った場所を好む品種を低い位置へ配置するといいですよ。
隙間をつくる
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ドライガーデンはぎっしりと植えこまず、余白を楽しむように配置していきます。
デザイン的なこと以外に、隙間をつくることで、植えた植物が大きくなった時に必要なスペースも確保できます。
砂利を敷く&石を置く
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余白を楽しむドライガーデンですので、余白部分の見た目にもこだわりたいですね。また石との相性が抜群のドライガーデンですので、石にもこだわりたいところです。
ドライガーデンの余白部分には、砂利を敷くとよりおしゃれになります。石の種類や色によって雰囲気がかわりますので、イメージに合ったものを選ぶといいですね。更に大小様々な石を配置していくと、より立体的で動きのある庭になります。
プランターやガーデンオーナメントを組み合わせる
ドライガーデンは地植え以外にも、プランターでも楽しめます。気候のいい時には、屋外のドライガーデンスペースに置いて、寒い冬には室内に入れることができるメリットもあります。
また、ガーデンオーナメントを一緒にディスプレイしたり、間接照明を組み合わせたりするのもおすすめです。
ドライガーデンにおすすめの植物
ドライガーデンに向いている植物は、実はけっこうあります。一つの植物をとっても、さらに品種が分かれているものも多く、品種ごとに特徴も違います。乾燥に強い、暑さに強いといっても、品種ごとに手入れの仕方や、注意する点が違いますので、それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。ここでは、四季のある日本でも育てやすい、耐寒性のあるものをいくつかご紹介します。
アガベ
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アガベはリュウゼツラン科リュウゼツラン属の多年草の多肉植物で、メキシコを中心にアメリカ全土に分布しています。テキーラの原料としても有名です。
アガベだけでも300種類以上の品種があります。暑さ寒さにも強く、初心者でも育てやすいアガベですが、その中からおすすめの品種を2つご紹介します。
アガベ・パリー
シルバーグリーンの美しい葉色で、コロンとした形のパリー。アガベの中でも寒さに強い品種で、-15℃くらいまで耐えれます。ただし、凍結には注意が必要ですので、凍結が心配な時は鉢に植え替えて、室内に移動したほうがいいでしょう。
アガベ・アメリカーナ
日本でも古くから見かけることの多いアメリカーナも、寒さに強い品種で、-8℃くらいまでなら耐えられます。2mを超えるくらい大きくなる品種ですので、存在感は抜群ですね。
ユッカ
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観葉植物としてなじみのあるユッカは、リュウゼツラン科イトラン属の植物です。
ユッカもかなりの品種がありますが、その中から2品種をご紹介します。
ユッカ・ロストラータ
ユッカのなかでも人気品種のロストラータは、放射線状に広がる葉がかっこよく、成長すると4m以上になるものもあります。寒さにも強く-15℃くらいまでなら耐えられます。大きくなるわりには、手もかかりませんので、存在感を求めるならおすすめの品種です。
ユッカ・デスメティアーナ
ユッカの中でも珍しい、冬に紅葉するレアな品種です。寒くなるとグリーンから赤褐色にかわり、さらに冷え込むときれいな紫色にかわります。耐寒温度は-10℃くらいですが、あまり冷え込みが強いと葉が傷むことがあります。できれば0℃を下回らない環境が好ましいです。
ウチワサボテン
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サボテン科の中でも、比較的寒さに強く耐寒温度は-5℃くらいです。ただし、0℃を下回るときは凍らないように断水します。生育の早い品種で、ウチワ状の葉から次々と新芽をだして、上へ上へと伸びていきます。
その他にも、おすすめのサボテンとしては、西部劇に出てくるような『柱サボテン・鬼面角』『柱サボテン・弁慶柱』、丸い形が特徴の『玉サボテン・エキノカクタス』などがあります。
紹介した以外にも、ドライガーデンに向いている植物として、『コルジネリ』『ソテツ』『カレックス』『ナツメヤシ』『ストレチア』など、いろいろありますので、大きくなったときのイメージや、葉色のバランス、特徴などを考慮して選ぶといいですね。
ドライガーデンにおすすめの石
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ドライガーデンに欠かせない石は、砂利のような小粒のものから、ごつっとした大き目の石まで、バランスよく配置したいですね。石は種類というよりは、色や質感で選ぶことが多いのではないでしょうか。ホワイトロックのような白い石から、ブラックロックのような黒い石、ピンク系や、ベージュ系いろいろあります。
また『富士山溶岩石』のような、ゴツゴツとして気泡のあるものや、石灰岩層にサンゴや貝殻が推積してできた『琉球石灰岩』などもおすすめです。好みで組み合わせを楽しみましょう。
まとめ
水やりなどの手間がかからず、かっこよくおしゃれなドライガーデンについて、ご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?ドライガーデンは、広い場所がなくても大丈夫。ベランダの一角に、プランターで作ることもできます。リビングやベッドルームから、おしゃれなドライガーデンを眺める暮らしをしませんか?
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