ファーラグの商品一覧です。

ファーは毛皮のことですが、ここで扱っているラグはアクリル製のフェイクファーで、本物の動物の毛皮を使用してはいません。質感は少し違うかもしれませんが、合繊の質もかなり向上して、光沢、感触とも本物に近いものが出てきています。無意識に撫でてしまうような、たまらない感触です。しかも虫食いの心配などもなく、防炎・抗アレルゲンなどの加工も施されているので、安心して使えますし、扱いも楽です。発色が良いのもこの素材の特徴で、色気のある微妙な色が揃っています。

形は四角のほかに丸形もあり、大きさも大小いろいろあるので、ちょっとしたポイント使いから、リビングでの広いコーナー使いまで、場所に合わせて選ぶことができます。いきなり大きいサイズをどんと使うのは抵抗がある、という場合は、小さな丸型のものを、ソファやデスク、ベッドまわりなどに使ってみてはいかがでしょうか。

サイズ一覧に「江戸間サイズ」という表記がありますが、これは畳を基準にしたサイズで、「京間」と対比して使われます。「関東間」も同じ意味です。江戸間の方が少し小さめの畳を使うので、同じ3畳といっても、京間より小さいサイズになります。

フェイクファーと言っても特殊な扱いをする必要はなく、普通に日々その感触を楽しんで使っていただければかまいません。ただ、やはり毎日人や物が乗り、湿気を含んでいくと、毛が寝てしまい、このファーラグ独特のふわふわとした感触が薄れる原因になります。柔らかくふわふわした状態を保つには、こまめに掃除し、数ヶ月に一度は干したり拭き掃除をしたりして、汚れや湿気をとると良いでしょう。

普段の掃除は、掃除機をかけるだけです。強度調整ができる掃除機なら、弱モードでゆっくり、毛を起こすような感じでかけます。粘着テープは抜け毛の原因になるので、使わない方がいいです。汚れがついてしまったり、毛が寝てきたと思ったりしたら、拭き掃除をしましょう。ぬるめのお湯に、よく「おしゃれ着用」と書いてあるような中性洗剤を少し溶かし、布を浸して固く絞ります。ラグの毛並に沿ってその布をやさしく滑らせ、汚れをとったら、直射日光の当たらないところで陰干しします。干す場所を確保するのが難しかったら、その場で風をよく通すか、扇風機や除湿機の風を当てて水分をとばしましょう。

同じところを使っていると、そこだけ潰れて目立つので、ときどき向きを変えて置くのもいいですね。